第一回 定禅寺2×3終了いたしました

2017年05月04日 00:00 2014年6月22日(日)

定禅寺2×3終了いたしました。

準備時間に小雨が降っており、

縮小プランにするかどうか判断に迷いましたが、

音響機材は多少縮小し、

しかし、アーティストは全員参加で、ほぼ予定通りのプログラムを終えることができました。

今までダンスイベントは組んだことがありましたが、

美術造形のアーティストにご参加いただくイベント企画は初めてでした。


お客様がパフォーマンスステージと美術ブースを行ったり来たり、

美術アーティストにお客様がじっくりお話しを聞く場面はあちらにもこちらにも。

いつもより、お客様が会場に長く滞在しているように感じました。


13時、ステージ本番が始まる頃には、雨は止んでいました。

仙台市有名観光地の定禅寺の夏の思い出像とコラボレーションしたダンス。

ボディペイントをしたダンサーと絵画アーティストとの即興ダンス。

今回ソロパフォーマーが多かったのですが、

パフォーマー同志のコラボプログラムがあったり、

時間押しのプログラムに次のパフォーマーがちょっかい出す場面もあったり。

身体造形のアーティストは横断中の市民に一回の横断につき平均一組は声をかけられたと。

もう「ここがホーム」と言わんばかりに謳歌する仙台市在住アーティストに、

山形、東京、名古屋からのアーティストは(学生ということもありましたが)

新鮮、だけど、しなやかなダンスを見せて下さいました。


今回このイベントで挑戦だったのは、

プログラムにインタビューやトークなどマイクパフォーマンスを入れたことです。

実行委員美術ディレクタ―の高橋克幸君が「わからないからこそ面白いことが聞けるかも」というリクエストで、

私もいつものダメモトで、当たって砕けろだったのですが、

アートが解るわからない以前に、私お話し得意じゃないんだった。。。

バレエ団の定期公演プログラムには毎回

団長と、政界や文芸評論家との対談が掲載されており、

団長が「自分の勉強の為にお話しをうかがわせていただきたいと思って企画しました」とおっしゃっていたのを思い出しました。

私はというと、勉強の為という気持ちはみじんもなく、むしろ軽い雑談トークを目指していたのですが、

生というのは恐ろしいもので、(あ、間違った)と思っても「あ、間違った」とは言えません。


何か新しいことをやってみるということはリスクも大きいですが、

新しい気づきに出会える素敵がある。

最近はもっぱら情報処理の毎日でしたが、もっと色々インプットしなくては、


また、自分一人の勉強、孤独との対峙は芸術を掘り下げるには必要不可欠と考えますが、

人を介したインプットの豊かさは何倍にも広がるものなのかもしれないと感じました。

今日の参加者も、人が人をよび、また、人とつながっていく、続いていく素敵。

こんな素敵なことが、年一回のイベントには終わらないように、

ライブアートな一日が、アートライフな毎日となって、アートがもっと日常になりますように!


珈琲ブース出店のみならず、市への書類提出から仕込みの力作業までご協力いただいた、珈巣多夢マスター伊藤強様、

何回かの打ち合わせにお付き合いいただき、要所要所で、ありがたい助言もいただいた、

音響中村大地さん、舞台スタッフチーフ神崎祐輝さんはじめ、スタッフの皆様、

参加アーティストの皆様、

会場にお越しいただいたお客様、

諸事情にお越しいただけなくても気にかけていただいた方々

そして、実行委員の熊谷美帆さん、高橋克幸さん

本当に皆様のおかげです。

ありがとうございました。